葬儀の打ち合わせに主役より先に乗り込み、張り切る親戚たち

田舎だからこそのエピソードですが。
母が遠方の総合病院で亡くなり、移送に2時間ほどかかる状況でした。
父が地元の親戚に、母が亡くなった旨を病院から電話してから、手配した業者の専用車で母の遺体と共に家につくと、すでに親戚が何人も家の中に!
しかもどっかりと居間に居座りタバコをふかし、お悔やみより先に「お茶を出せ」と言い出した時には驚き呆れました。

まだ遺体を寝かせる布団さえ敷いていない状況です。
その時もなにも親戚どもは手伝おうとせず、どうしてなくなったのか理由ばかり聞こうとしてきました。
怒っても無駄とわかっていたので、無視して淡々と作業をつづけ、お茶は絶対に出さないと決めました。
父の妹である叔母が、見かねてお茶をだそうと口を出してきましたが、私は母の安置を優先してお茶の場所だけ教えました。
すると叔母はがぜん張り切りだし、「私が主」とばかりに内向きの女仕事を仕切りはじめました。

さらに驚いたのは、母が亡くなって動転した父が、母とのお見合いのきっかけを作ってくれた人に連絡しなくては、
と、葬儀屋も来ているのにとつぜん車で出かけてしまったのです。
当然、打ち合わせは進まず、親戚たちがあれこれ口を出し、現場は大混乱。

その後も父は高額の絵を買いそうになったり、トイレリフォームを柏の業者に頼んだり、精神状態がおかしいと娘の私から見ても感じたので色々調べたところ、
配偶者の死というのは人間にとってかなりストレスなのだと改めて知りました。
娘の私も、当然悲しかったですが、動揺する父や身勝手な親戚をみていると驚いたり呆れたりで、いまだにこのことは10年以上たってもよく思い出すエピソードです。

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